私たちは往々にして、専門的な知識や技能を磨くことが社会人の勤めであり、そうした能力こそが仕事上最も評価されるべきものだと考えがちです。しかし、それは「テクニカル・スキル」と呼ばれるもので、人間としてはそれだけが突出してもあまり意味を成しません。
 ヒューマングループでは、礼儀正しさや整理整頓、日常の挨拶、感謝の心といった「ヒューマン・スキル」を磨くことが、社会人の基本である
と考えています。「あなたがいるだけで職場が明るくなる」「あなたと一緒に働けてよかった」そう思ってもらえる人は、きらりと輝く何かをもっています。その小さな光がまさにヒューマン・スキルであり、企業にとっては何物にも代え難い財産となるのです。
 ヒューマン・スキルを磨き、自ら輝きを放つ発光体となれ。ヒューマングループは、そんな人を応援しています。
 ヒューマングループは、基本的にあらゆる人を受け入れます。とりわけ大きな夢や志のある人は大歓迎です。
 ヒューマングループが一本の大きな樹だとすれば、各社は四方に広がる枝です。新しい枝も古い枝も、思い思いの方向をめざして伸びていけばよいのです。けれども、その幹は同じ。大地に根を張り、天に向かって太く伸びた幹は、各社が共有する基本理念ですから、それさえし
っかりさえしていれば、枝がいかなる方向に伸びようともうまく支えることができるはずです。
 そして、いつかその枝を十本にすること。つまりそれぞれに社長を誕生させることがヒューマングループの夢です。だから、「社長になりたい」という人がいれば、もちろん大歓迎。ヒューマングループは、その夢を応援したいと考えています。

 
 生きている限り持ち続けたいもの。それは、常に学ぶ心です。とりわけ、仕事をして報酬をいただいている私たちは、そこから多くのことを学ばねばなりません。
 また、よりよい仕事をしようと思えば、あらゆることが学びの対象となります。だから、勤務時間が終わっても、仕事は終わらない。会社から離れていても、仕事からははなれら
れない。二十四時間、三百六十五日、そして一生、私たちは学び続けるのです。
 ヒューマングループは、人生の学び舎です。切磋琢磨を心がけ、迷ったり悩んだりした時は、ひとやすみすることもできる学びの舎(やど)。
 そして、ここにはいつも、仲間を励ます応援歌が響いています。
 混沌の時代と言われて久しくなりますが、先の見えない状況はいよいよ厳しいものになっていると言わざるをえません。ことに日本はあらゆる面で立ち往生、人々の心の閉鎖感は大きくなっております。その反面、インターネット時代の到来で身の回りには洪水のような情報が溢れています。
 このような時代、進むべき道をどのように見分けたらよいのでしょうか。
 「千歳不易、一時流行」これは芭
蕉の言葉です。千年たっても不易、つまり変わらぬものと、その反対で一時流行、時代は流れ行き変化するもの、という意味です。
 現代に生きる私たちは変化を無視することはできません。しかし、やはり心の中に千歳不易の変わらぬものを持っていないとただ流されてしまいます。自分の中の変化しない核、それを大事に時代に向き合いたいとヒューマングループは考えます。
 この五文字は、東洋政治哲学・人間学の権威、安岡正篤先生が数多くの中国の古典から統合的に結論された言葉です。この場合神は、神仏の神ではなく精神の「神」、心の奥深い部分を指しています。「心の奥深いところに、いつも喜びの気持ちをもって事に当たる」という意味です。
 ここで重要なことは、どのような理不尽で不条理な出来事が起こって
も「あるがままに受け入れる」「甘んじて受け入れる」。そして、その事象に感謝するということです。そうすれば、運勢が好転し、運命が開かれると説いています。
 ヒューマングループは、すべての人が二度とない人生を歩んでいることを深く認識し、どんなことがあっても、それを受け入れ、楽しめるよう応援したいと考えています。